私が誰かに「DJで有名になる方法を教えてください」

といわれたら

「とりあえず曲作れ!」

と言います。

ただ曲を集めて好きな曲でDJしていれば満足という方はそのままでも構いませんが、今後DJで食べていけるようになりたい、有名になりたい、という野望を抱いているのでしたら曲作りは絶対にした方がいいです。

今の時代デジタルリリースが殆どの割合を占めていると思いますが、正直曲の売り上げだけで食べていけるくらい稼ぐというのはかなり難しいと思います。メジャーの音楽でさえ楽曲の売り上げは年々落ちて行ってライブとかグッズ販売で稼いでいる時代ですからね、、

じゃあ何で曲を作る必要があるの?と思われるかもしれませんが自分の名刺代わりになるからです。

自分の曲を名刺にする

私は過去に小さな箱ですがパーティーのオーガナイザーをしていたことがあります。そんな小さなパーティですら、そこでDJをしたいと言う人が何人もいてDJミックス(テープとかMDとか、、古いなw)を「よかったら聞いてください」と渡された事があります。

ですが、正直言いますと私は全てのミックスを10分程度しか聞いていません、しかも早送りして一曲目と2曲目の繋ぎを聞いておしまいとかです。ひどいですよね。

でも、よほど面白いミックスでもない限り1時間も他人が作ったミックスを聞いている暇はありませんでした。

その後も何人ものDJの方にミックスを渡されましたが自分のパーティにブッキングした事は一度もありませんでした。

他のオーガナイザーの方も私と似たような感じではないかと思います。とくに大きなパーティのオーガナイザーにも渡されるミックスの数は私の何十倍~何百倍だと思いますし一人ひとりのDJミックスを全て聞くなんて普通に考えて時間的にも不可能だと思います。

ですがここでミックスではなく「自分で作ったオリジナルの楽曲なんで聴いてください」と言われたらどうでしょうか?

私なら真剣に聞きます。

確かにこれも楽曲のクオリティがあまりにも低いと最初の出だしを聞いただけでおしまい。という事になるかもしれませんが、それでもDJミックスを貰うよりは格段に印象に残ります。

DJが出来る人は機材の発達により増えましたが、曲も作れてDJも出来る人というのは意外と少ない物です。

だからこそ他のDJと差を付けるためにも曲は作った方がいいという事です。
有名レーベルからリリースできればそれだけでDJの依頼が来ることもありますし、箔も付きます。
たとえリリースできなかったとしてもDJとして曲作りから得るものは沢山あります。