昔、とあるプロのＤＪがＤＪスクールに講師として呼ばれたときに生徒に向かってこういったそうです「こんな所に来ている時点で貴方たちはＤＪにはなれません」と。
これは講師としては絶対に言ってはいけない一言ですが、現場で活躍しているプロのＤＪからみたＤＪスクールへの正直な感想なのだと思います。

これだけ情報が溢れている世の中で、ＤＪのやり方を自分で調べようともせずにお金を払って人から教わろうなんて甘い考えをしている時点で、まずＤＪとして将来的に食べていくのは無理でしょう。

過去にネットも無くＤＪに関する情報もほとんどない時代がありましたが、それでもＤＪをやっている人はいたのです、そしてその頃の人達が今現場で活躍しています。

自称ＤＪは腐るほどいますが、本当に世界に認められていてＤＪで飯を食っている日本人は本当に一握りしかいません、パッと浮かぶ所でDJ KRUSH、サトシ・トミイエ、ＹＯＪＩです。

この人たちがＤＪスクールに通ったと思いますか？答えはＮＯです。

私の知る限り有名になったＤＪでＤＪスクールに通った経歴のある人は誰もいません。そしてこの３人に共通して言える事は曲が作れるという事です。

本当にＤＪで食べていきたいのなら曲も同時進行で作るべきです、そこから得られる事は本当に多いはずです。

ＤＪで成功した訳でもないのにプロフィールだけやたら一著前の「ただの講師ＤＪ」に教えてもらう位なら、現場で本当に活躍しているプロＤＪの弟子になった方がリアルに多くの事を学べること必至です。
本当に今現場で活躍しているプロのＤＪは毎日専門学校に行って人にＤＪを教えている時間なんてありません、そんな事でお金を稼ぐよりも自分のＤＪとしての仕事が最優先だからです。
言い方は悪いかもしれませんがそこで食いっぱぐれたＤＪが講師をやるんです。それでもただの無名のＤＪ講師よりは現場で本当に活躍したことがある人に教えてもらう方が何倍もましですが・・・
よくＤＪスクールがそこの生徒を集めてパーティを開催していますがそんな「身内だけで盛り上がっている」イベントに出ても思い位しか残りません。それだけの為に何十万円も払ってスクールに通う価値はないと思います。

ＤＪの基礎的な技術的なんて教えてもらわなくても問題ありませんし逆に高度な技術になると結局は自分で練習するしかありません、かといって感覚的な面は先生の現場体験談を聞いた所で自分でリアルに現場体験しなければ身に着けることができません、ではいったいＤＪスクールというところは何を教える所なのでしょうか？私も一度ド素人のフリをして潜入してみたいのですが一円もお金を払いたくないので難しいですｗ