私は個人的にはEDMを批判はしません、というかEDMの定義が広すぎて好きな曲もあるし嫌いな曲もあるとしか言えないのです。

最近は少し飽きてしまいましたがSKRILLEX(スクリレックス)を始めて聞いた時は「なんだこれ!すごくカッコいい!!」と思いましたし。でもスティーブ青木は良さが全く理解できなかったり・・・

tomo hirataさんのブログによると

The Chemical BrothersのEd SimonsがSwedish House Mafiaをナンセンスだと批評し、インテリジェント・ダンス・ミュージックは殺されようとしていると述べ、SashaもほとんどのEDMはくだらないやつがくだらないやつのためにつくっているとツイートしているのだそうです。

これに対して、tomoさんはThe Chemical BrothersやSashaをとてもリスペクトしていた(今もリスペクトしている)。と述べた上で「キャリアを積んだアーティストから見れば、若者が主導するEDMシーンは稚拙なものに見えるかもしれない。しかし、それを「くだらない」と言ってしまうことこそ、ナンセンスだと僕は思う。そこには新しい世代の、新しい音楽があるのだから。」

この意見に対しては私も同意見ですが、やはりEDMには薄いというか深さが感じられない曲が多いと感じてしまうのは私だけでしょうか?

私は正直アメリカの音楽や映画が昔からあまり好きではありません、言い方は良くないかもしれませんが「馬鹿っぽい」と思ってしまうのです、映画にしても「どかーーん!!ば~~~んっ!」と派手なアクションで内容がない物が多いような・・・EDMにもそれと同じようなアメリカっぽさを感じてしまうんです。
音楽の好き嫌いなんて人それぞれなので本当にEDMが好きならそれはそれで構いません。が、本当にそれが好きなのか?というのは考えて貰いたいのです。「世界で大流行中」とかそういう宣伝文句に洗脳されてそれを聞いている自分がお洒落でカッコいいなんて思い込んでいませんか? 

散々言ってしまっていますがそれでも私はアメリカのEDMというシーンが出来上がった事は素晴らしいと思います、様々なプロモーターやアーティスト達が作り上げていったシーンだからです。

ですがそれに便乗して流行らせて金儲けしようとしている日本のEDMシーンに対してはアンチです。

アメリカで流行った曲を購入してそれをDJがかけて盛り上がっているだけのように感じるからです、自分たちで作り上げたものではないからです。

そしてアメリカから高~いギャラを払ってアーティストを呼んで、それを神様のようにありがたがっているのはどうなのかと思ってしまうのです・・・

最近までヒップホップ最高!4つ打ちなんてダサい、トランスダサい、ハウスダサい、と言っていた奴が突然EDM最高だと言いだします、新しい物を追いかけるのは構いませんが芯になるものがなさすぎるんです、だから日本にはいつまでたってもクラブシーンというものが根付かないのではないでしょうか?

流行りが終わったらダサい、卒業する、それの繰り返しです。それは歴史がないからだと思うのです、日本で独自に作り上げ育てたシーンは流行りが終わっても消えたりはしません。 

ただ海外からそのまま持ってきてメディアで宣伝することによって無理やり流行らせたものは終わるのも早い上にそのまま消えていきます、そこから変化して残るということがないんです、飽きたら終了です。

ダンスミュージックは言ってしまえば所詮使い捨てなのかもしれません、ですがただ外から持ってきて消費して捨てるという日本のメジャーなDJシーンのやり方が私は本当に嫌いです。